1998年JIGらんちゅう品評会

解説 

初めて卵から育てた魚とは、とても思えない素晴らしい出来だと思います。
魚の大きさも何処の大会に出しても引けを取りません。2才で頑張れば優等賞をねらえる魚も何匹かいます。
又、誰にも判り易い背成りですが、背高であったり、尾筒のシャクレや 峰の高い魚、急所に傷の有るものもいます。
そして大切なのは尾形、尾張りです。尾は「形」の審査と「泳ぎ」の審査、両方に関係する重要ポイントです。
今年から日本らんちゅう協会の審査基準が変わり、欠点に対する基準が厳しくなりました。
魚の味や豪快さと言うものが、人により見方が異なるため、誰にも納得できる審査基準に成ったと言えるでしょう。 「摘み」の判定は特に厳しくなり、三つ尾で尾芯が太いと「摘み」と見なされます。


NO.1 
     
背なり、尾付け共に申し分なし。頭も黄頭ですから2才に成ったら更に良く成ります。 
NO.2
太身を感じる魚です。カツオ模様がとてもきれいですね!尾肩の曲がりは、2才に成れば気にならなくなります。
 NO.3
   
目先が有ります。尾付け、背なりも良いですね。鱗並びのきれいな魚です。 尾先のビレが治ると良いですね。(写真は輪郭補正をしています)
NO.4
   
尾付け、尾形がしっかりしています。頭と尾筒にもう一つ力強さが有れば更に良くなります。
 NO.5
     
理想的な背なりです。この背なりは2才に成ると太身の有る豪快な魚になる体形!尾筒のしゃくれも2才親になると気にならなくなります。尾芯と尾付け(出る方向が下向き)に注意して下さい。7月、8月の水替えが早かったかな!
NO.6
     
背なり、頭、腹付きの良い魚です。鱗の並びがきれいです。尾皿が丸くなっているのは7月、8月に泳ぎ過ぎたからです。( 冬を越すと張り戻す可能性あり)尾芯がちょっと気になります!
NO.7
     
ほんとに魚を大事に扱っている様子が見えますね!色合い、鱗並びそして背成りが良いです。 欲を言うと尾の付け位置が少し後ろだと尾張りがもっと良くなります。
NO.8
形の良い頭が目立ちますね!尾形、尾付けも良い魚です。腰が流れていないと大関です。
NO9
     
きれいな魚ですね!背成りも良いです。尾皿もしっかりしています。筒が下がり過ぎているのが残念です。2才からが楽しみな魚です。
NO.10
     
背成り、尾付け、鱗並びは申し分有りません。尾先の跳ねは8月、9月の管理上の問題。2才で大きく仕立てていけば良い魚になります。
NO.11
尾形が良いです。舵鰭も整っています。背成りですが背中の平らな部分は2才、親に成ると埋まってきます。そうなると結構いけると思います。
NO.12
   
きれいな更紗です。口紅がとてもかわいい魚です。魚が動いているので尾形、尾筒が見れないのが残念!
NO.13
   
尾に三個所、紅を差して、かわいい魚です!二才で十分餌を与えて仕上げて下さい。
NO.14
   
素赤で鱗並びの良い魚です。
NO.15
     
四角く前に出た頭と、整った体形が魅力です。この魚は来春に成ると尾に張り戻しが来て更に尾張りが良くなるタイプです。大きな池で十分餌を与えて大関をねらって下さい。
NO.16
かの子更紗の模様がきれいです。頭が良く出ていますね。尾筒のアールがちょっと気になります。
NO.17
良い腹形をしています。尾筒が滑り台のように真っ直ぐ下がっていますね。その為に腹が遠く見えるのが残念。尾の開きが足りないように見えますが、2才、親で良いものを作る為には尾開きはこのくらいが良いと思います。尾付けも良いです。
NO.18
     
丹頂更紗で、体の造りがしっかりしていて、尾形も立派です。2才に成って尾付けの丸みを隠してくれると良いですね!(尾芯と尾筒の交点には、丸味が無い事)

この一年楽しく皆さんと金魚を飼って来ましたが、もう12月ですね!11名からスタートした 「らんちゅう塾」ですがスタート時に1名、途中で2名の落ご者を出してしまいました。そして最後の最後に 猫の被害で涙を飲んだ人もいます。今回の大会参加者は7名です。