さば尾  サバオ sabao

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上の写真はサバオ

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下の写真が琉金

  サバオは新潟県産の特有の金魚です。都内でもほとんど見かけることはありません。知る人知る金魚の部類です。
  新潟と言えば雪国で有名ですが、その寒く厳しい気候の中で長い歴史をかけて育まれてきました。体型は琉金タイプです。

  私も新潟生まれでしたので、昭和40年頃は、金魚といえばサバオとしか記憶にないほど身近な金魚でした。冬になると自宅の池に板で覆いをするのですが、池はほとんど完全に雪に覆われてしまい、金魚には過酷な環境となります。しかし春になると元気に泳ぎ出すという、非常に耐寒性の強い金魚です。耐寒性では、山形金魚も有名です。更紗(赤・白色)のものが非常に美しいと思います。

  左の写真を比べて見ると、外見上は琉金(三尾、四尾、さくら尾)に非常に良く似ています。琉金と比べるてみると大きな特徴を見つけることが難しい気がするのですが、尾が長く(二尾)、野生的で、精悍な感じがします。(耐寒性は大きな違いですけど...。)
  動作はとても敏捷で、池でニシキ鯉などと一緒に飼われていました。屋外で飼育するにはとても丈夫な金魚だと思います。ただ残念なのは、新潟でも他の金魚が飼われるようになり、めったに見かけることが出来なくなりました。当時は山間部で多く飼われていました。聞くところによると、現在でも山間部の屋外でほそぼそと飼育されているそうです。
  子供の頃の楽しい思い出に、是非飼育してみたい金魚です。

  (写真は、97年9月7日 横浜高島屋デパートにて撮影。体長 約30cm )